PC×骨格診断レポ

2020/8/24

 

PC×骨格診断してまいりました。

自身の記憶が鮮明な間に記録しておこうと思い、本でも映画でもご飯でもないですが書いてみます。

 

結論から

PC…1st:spring 2nd:winter

骨格…ストレート  

ベストカラー…オレンジブラウン/ティファニーブルー/朱色

 

自身は非常にニュートラルなタイプで一緒に行った姉はすんなりと診断が進んだのですが何週もしていただきました…。とりあえずautumnを避けることは確実なのですが1stも2ndも強いて言えばといった感じだそうで…

ドレープを当ててもらった際の個人的な感覚としてはグリーンに関してはwinter、イエローに関してはspringな感じがしました。ピンクに関してはsummer…といった感じで見事にautumnではないことだけははっきりわかりました…色によっても異なるのかもしれません。ゴールドorシルバーはどっちもいけるタイプ。順位をつけるとピンクゴールド→ゴールド→シルバーという結果に。ゴールド好きなのでこの結果は嬉しいですね。

 

メイクは肌にのせるものなので1stを重視、2ndは顔から離れた部分などに持ってくるとこなせると伺ったので、メイクはイエベspringで、お洋服はvivid系でautumnを避けるを重視して選んでいくのが最適解かなと

 

またコスメに関してオレンジはくすんだものが多く2ndがautumnの姉には選びやすいようなのですが避けた方がよい自分には合いそうなものがなく…ブラウンの方が種類が豊富なようなのでこちらで行こうと思いました。

spring系が多いデパコスブランドはシャネルとRMK、個人手に気になっていたSUQQUはどうしてもくすみカラーが多く似合いそうなものは少なそうでした…(アイシャドウで強いて挙げるとするならば単色の72番)

普段使っているADDICTIONのものもいくつか教えていただきました。自分のこれまで持っているもので合うのはなんと092のみ…ほかはすべてくすみカラーでした…。

リップは朱色に近く、アイシャドウはブラウン系が無難な選択な感じがしています。

またspringはチークが命…らしくこれまで全くつけてこなかった自分には驚きでした。血色をよくしようという意識がそもそも欠けていたからかもしれません。加えて艶が得意ということでマットなタイプよりも艶感を重視するという方向性に決まりました。

 

また髪の毛の色も明るい方が合うみたいです。これはwinterももっている自分にはどうなのかいまいちピンと来ていないですね…染めたい気持ちもあるのですが茶色にしたときにぼんやりしそうで踏み込めなさそうです。ダメなのはピンクブラウンとアッシュ系、つまりはくすんだ色ですね。もう少し勉強してみます。

 

12分類でいくとこれはヴィヴィットタイプともいわれるそうですね。日本人は目立つ色を避ける方向にあるらしくヴィヴィットタイプの色で洋服を選ぶのは難しいようです。とりあえずベーシックカラーから取り入れていきたいと思いました。

 

骨格診断はウェーブかナチュラルかなと思っていたらまさかのストレート。身近な人とだけ比較していたので勘違いしていたみたいです。胸板の厚さ、手足の大きさ、手の骨の出方などからトータルでの結果ストレートに。最近まき肩を意識的に改善しようとしていまして、肩こんなに突出していたっけという謎が解けました。ストレートだったからなんですね…。これからはI型を意識して洋服を選んでいこうかなと。自身のなりたいスタイルにもフィットして選びやすそうです。しかし…50s好きなので時々そういった格好もしたい人間…どこかで折り合いをつけて楽しみたいと思います

 

やはり自己診断だけではだめですね。数を見ている方にお任せするのが確実なように思いました。しかし自分の結果を知っただけではまだまだでそこから最適なものを選び抜くのが非常に難しいなと思いました。個人的にはブラウン系は全部くすんでいるんじゃと思ってしまいましたが調べていくうちに違いが分かってきました…。これからのコスメ・洋服の選び方も変わってきそうです。

 

 

ブダペスト展と未来と芸術展

2020/2/8

ブダペスト展@国立新美術館と未来と芸術展@森美術館

budapest.exhn.jp

いつもは章ごとに気に入った作品とその雰囲気を書き綴っていましたが今回は章がかなり細かく分かれていたため気に入った作品と全体の雰囲気を書き留めておこうと思う

 

入ってすぐルカス・クラーナハ(父)の2作品は対比が面白いと感じた

以前見に行ったクラーナハ展にて、市民の俗っぽさとそこから発信される教訓のあの感じが思い起こされた

 

ベルナルド・ストロッツィの「受胎告知」

絵の周りを縁取るようにアーチが描かれており、その構造物の影が大天使ガブリエルの顔に落とされている。聖母マリアの表情と影の落ち方が印象的であった。

 

ジュゼペ・デ・リベーラの「聖トマス」

その顔立ちの良さに加え、爪の中の汚れまで細かく描かれていたところにも惹かれた作品。聖トマスは疑い深い使徒として知られており、イエス復活の際脇腹の傷跡に触れるまでその真実を信じなかったといわれているそう。指先がすこし赤黒くなっている様子からその場面であるのかと思ったり…

 

チョントヴァーリ・コストカ・ティヴァダル「アテネ新月の夜、馬車での散歩」

事前のリサーチでも気になっていた作品だが実物もよかった。色味と影の雰囲気が他の作品とは少し異なるように感じた。歴史的建造物の真上に位置する月、新月といいながもほっそりと見える感じもなんとも言えない。最近素敵だなと感じるMarias Alonso Revelli(@matialonsor)さんの作品にその構図が似ていて自分の好みを再確認するきっかけになった

 

構成主義のコーナーにて

つい最近少しだけ勉強したので以前より見方が変わってきた。どの作品だったか忘れてしまったのだが…大量生産の結果生み出された材料の質感によって構成されている絵画があった。新しい時代を作っていこうとする意志や市民に寄り添うやさしさが感じられたような気がした。またこのコーナーの部屋がホワイトキューブであったのもなにか関連がありそうな気がした

 

全体を通して壁の色や次の章への誘導の仕方が面白い展示だった。ハンガリーについてもっと詳しく知っていたらより一層楽しめたはず

 

 

続く未来と芸術展…これは本当に情報量が多くて多くて頭がたくさんになった

www.mori.art.museum

 

この時代未来の動向を予測すること、考えることが重要になってくると思う。現状の深い考察と研究、現状から未来を予測するためのプロセスを作りだす、そこから導き出される未来で人間はどのように動くのか…どのパートもまんべんなくかつ深く研究しないと形を生み出すまでに至らない。特に建築の展示は、この全てが網羅されて創り出された形を見ることが出来、刺激を受けた。

文章に表すと自分の考えがあまり整理できていないことが分かる…

また改めて未来を考察することについてまとめられたらと思う

 

展示中盤で触れ合ったLOVOT…暖かくてまるまるとしていて目がキラキラしていて…とてもかわいかった…難しいことを考えながら展示を見ていたのでふと表れたロボットに癒しをいただいていしまった…これも未来的

 

長期休暇期間、お勉強の第一歩を踏み出した企画展2本立てになった

がんばろう…!

 

おわり

 

 

 

目白のランチ

 

2020/1/19

 

目白駅からすぐのところで中高時代の友人とランチを

 

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鮮やかな青色の門構え

 

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前菜はパプリカのムース、上にはトマトのジュレが添えてあります。パプリカの香りがほんのりするムースは少しコクっとしていて、上のジュレと相性がよかったです。

 

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スープはビーツのポタージュ。これがとても美味しかった。最近ロシア料理屋さんでボルシチをいただきましたが、それとはまた違ったおいしさでした。ビーツ料理にチャレンジしてみたい…。

 

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メインはお肉とお魚が選べるとのことで、お魚料理に。三陸産の真鱈を使った香草焼き。別料金で白子のトッピングがありましたが今回はそのままでいただきました。お魚の脂はさっぱりしていて、手前のタルタルソースともよく合いました。

 

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デザートは3種盛りに。右からチョコレートプリン、サバラン、柿のジェラート。このサイズのサバランはちょうどよくいただくことができました、多すぎず少なすぎず。チョコレートプリンは濃厚で1番好きなお味でした。

 

 

ご飯のメモも残していこうと思っている今日この頃。たくさんおいしいものを食べていく年にもしたいです。

 

おわり

窓展

 

2020/01/04 

窓展@東京国立近代美術館

 

 

www.momat.go.jp

 

窓をめぐるアートと建築の旅ということで、窓にまつわるいろいろな作品が展示されていた。「サッシに囲われたガラス」としての窓だけではない窓がたくさんあった。

 

今回入り口前に小さな冊子が置かれており、これは建築的・窓学的な立場から作品を読み解いたキャプションが記載されている。展示されているキャプションは美術の文脈からの作品紹介であり、この違いを見比べながら鑑賞することができ、作品をいろいろな視点から眺めることができた。

 

1章窓の世界で気になったのは北脇昇「非対称の相対構造(窓)」

ぱっとみて明らかに書院(または茶室)の竹を使った窓だとわかる。周囲をめぐる土壁の表現がより一層窓の格子を強調しているように見えた。作者がこの作品に、非相称的なものを描くと相称的な物に見えるという主張を込めたと知り、作品を見て遠くから見たら幾何学模様だが近くで見ると窓に見えたことに納得した。

設計課題でキャプションを読むのはナンセンスということを軸に美術館を設計した当時の自分に教えてあげたい感覚だ…。

 

2章窓からながめる建築とアートではピーター・アイゼンマン「住宅第4号」のアクソメ図

四角く切り取られた板が組み合わさって空間を形作っていると、切り取られた部分は窓にしか見えないというのが感想である。ピーター・アイゼンマンを機に初めて耳にしたホワイト派の建築作品をみたが、どれも窓が大きく、それは窓というより面という印象だった

 

3章窓の20世紀美術Ⅰでは写真作品ロベール・ドアノーの作品が印象的

中年夫婦がギャラリーのような場所で絵を見ている…女性と男性はこちらから見ると裏側しか見えない額の前に並んで立っているが絵を見ているのは女性だけで、男性に何かを語りかけているようだが男性は隣の絵画を眺めて上の空な様子。男性が眺めている絵画は背を向けた裸婦がドア(または壁)の隙間に顔を近づけているシーンが描かれている。

この様子が窓越しに取られている写真を鑑賞する。男女と鑑賞者の間には何枚ものスクリーンがあることで干渉できない空間を共有している感覚だった。こう感じるのも作品における窓枠または窓の配置が関係しているのか…?

このロベール・ドアノー調べてみると気になる写真がたくさん出てきた。時間があるときに調べてみたい。

 

4章窓の20世紀美術Ⅱ

マルセル・デュシャンの窓をみて…星の王子様ミュージアムの建物の窓を思いだした。当時、窓を外側からのぞき込むと真っ黒で自分が反射したことに違和感を感じた。どういう意図で作られたかは不明だが、こういう感覚とartは大きくかけ離れたものではないみたい。ジョセフ・アルバースの「正方形賛歌」がお気に入り。ずっと見ていると吸い込まれていきそうなと思いきや押し出されそうな…そんな印象を受けた。

 

5章窓からのぞく人Ⅰではやっぱり林田嶺一の立体作品

パッと見るとポップでかわいらしいおもちゃ屋のショーウィンドウのような…しかし表現しているのは4歳の時レストランの窓越しに見た第二次上海事変の光景。3章ではスクリーンによってどこか一歩引いて作品鑑賞ができる、と感じたがこの作品は何とも言えないもそもそ感…違和感がこちらに入り込んでくるような感覚であった。作品の形態が違うだけでなはい何かがあるような気がする。

 

6章窓の外、窓の内では和歌山の女子刑務所の作品二枚

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右:窓枠が四角いっぱいかつ手前が暗くなるとこちらが閉じ込められているように、左:窓枠が遠巻きになり手前が明るいかつ外部だと写真に写る対象が閉じ込められているように見える。3章でも感じたように、窓枠の位置と明暗で見え方が変わってくるように思う。

 

この後続いた映像・立体作品で興味深かったのは…

8章窓からのぞく人2ヨゼフ・ロバコフスキ「わたしの窓から」

窓から見える広場で繰り広げられる日常を、本人のナレーションで解説しながら

展開していく映像作品。一方向的な視線ははじめは不気味な感じがしたが、撮影していることを知っている方が登場したり、ナレーションの雰囲気からだんだんと面白いものへと変わっていった。彼のナレーションがどこまで真実だか全くわからないが、そういうものだと思ってみるとすべてが真実に聞こえたりもする。

 

10章窓はスクリーンではJODI「My%Desktop OSX 10.4.7」

ここまでの窓(window)とは異なるあたらしい窓の出現に驚いた。確かにwindowは窓でありここにきて新しいものがまた取り込まれた。映像としてはあの音が忘れられない…。少し怖さもありながら心地悪くはない不思議な体験だった。

 

13章窓は希望ではゲルハルト・リヒター「8枚のガラス」

ガラスが傾きを持って重なると万華鏡のような模様が映し出されることに驚いた。こういった素材による体験をアイデアとして積み重ねることが大事なことなのだと思う。もっと興味を持っていろいろなことを体験し感じたことを記憶・記録していく一年にしたい。

 

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久々の投稿で書くのにだいぶ時間がかかってしまった…

今年は体験と記録を達成すべく頑張りたい

 

おわり

奥日光旅行記 自然編

2018/8/12-13

同じ関東でもまったく違く世界だった。とても涼しい。

訪れた順番で

 

8/12

まずは華厳の滝

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朝早かったこともあり霧が立ち込めとても幻想的な雰囲気に

昔訪れた両親によると水の量が多く感じるとのこと…実は前日…前々日くらいに日光付近では大雨が降ったようでそれが影響した模様。確かに飛沫の迫力がすごいという感覚はあった。

 

その後中禅寺湖

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すこし霧がおさまり青空が見えてきた。これは英国大使館のボート乗り場からの一枚。昔の外国のお偉い方々が中禅寺湖のほとりに避暑しにきていたそうで大変立派な別荘が何棟も立ち並んでいた。涼しさはもちろん奥に見えるであろう山々を愉しむ人々の感性は国籍・時代を問わないものだなあと感じた。また日本人として生まれ日本に住んでいるものとして、日本の素晴らしい風景や自然をもっと大切にしなければなと思った。

 

竜頭の滝

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滝が見える茶屋の駐車場が満車だったため上流から流れを見ながら下って行き正面まで。こちらの写真はその途中から。落ちていく水を見るのも良いですがこれから流れ落ちていく水を間近で見るのもなかなか良かった。近くで見られるため水の透明さがより感じられた…しかし階段がなかなかきつい。

 

湯元 温泉の源

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もわっと暖かい硫黄の香りを嗅いだとき修学旅行の記憶が蘇ってきた。それまではじめてきたかなと思っていたが確かにここにきて写真を撮っていた。当時の写真はカッパを着ていたからこの日と同様天気が悪かったんだなあと。やはり山の奥のほうは移ろいやすい天気である。

 

8/13

ホテルを出て湯滝へ

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今回の旅の中で一番圧倒された滝。どの滝よりも近い。昨日より見てきた滝や湖へ流れ出ていく水だと思うとなんだか不思議な感じであった。場所を変えたところで滝の水を手に取ってみることが出来たが透き通った冷たい水だった。正直昨日から滝ばかり見てそんなに変わらないのではとどこかで思っていたが、少しずつ違うのが面白い。

 

日光のスギ

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眠り猫の先の階段を上りきったところにて

お盆初日ということもあり人が多く自然や建物をゆっくり楽しむということは難しかった。奥日光よりも標高が低いため東照宮のあたりは暑く感じられたがここは山の奥ということもあって少しだけ涼しかった。杉並木を撮るべきだったと少し後悔。

 

霧降の滝

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山のレストランから少し歩いたところにある滝

切り立った崖のようなところに観瀑台がありなかなか怖かった。迫力というより遠巻きで見る折り重なるような水の流れが印象的。紅葉シーズンだと周囲の新緑が色づきよりきれいな風景を楽しめるんだろうなあと。

 

最後は今回の旅で一番のお気に入りの大使館別邸へ続く小道の写真

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エコール

2018/6/30  エコール

 

 

公式HPがなかったのでレビューサイトからの引用

鑑賞直後の感想は映像がきれいだったなあと…

また年齢や造作そのものに価値を見出す世界に対していろいろと考えさせられた。

 

まず映像美について。

森の中と出演している少女がうまく融合していとても美しかった。仕草や視線から上級性下級生の関係性を表すシーンがとてもよかった。また少女たちが制服として着用している真っ白な衣装、話の主題にぴったりと沿っており洋服が多くのことを表現できるものであることを改めて感じた。

 

 

以下はネタバレと個人的な見解を含みます。

 

この話の主人公のように、若いころから周囲から性別・年齢・造作に価値を見出されることに対しそれを許容していれば一度きりの人生もっといろいろ経験できたのかもしれない。彼女たちが外に出られない環境であったためそのような思想を植え付けることは悪いことのようにも思えたが、その経験を経てから社会に飛び立つ少女たちはより強くより賢く生きられるのではないかと思った。

 

学生時代はできることも制限が多くはやく大人に、一人前になりたいと思っていた。学生という肩書きがそんなに価値のあるものだと思わず、数多くの”学生のうちにしかできないこと”をやらずに過ごしてしまったことを少し後悔している。費やせる時間の多さや社会的許容範囲の広さだけをメリットとしてとらえるのではなく”学生”という肩書きに対してもう少し執着してもよかったのかなあと。

 

たくさん経験していないからこそ、今現在自分の社会的価値をよくよく見定めたくさんのことを経験したいと思う。残り少ない”学生”という社会的ポジション、成人済みなのでしっかりと責任感を持って活用していきたい。

 

セッション

 

 

2018/6/8  セッション

 

 

 

〈若干のネタバレがありますので以下ご注意ください〉

 

 

心血注いだもので成功体験を得たことがないわけでもないが…そのような経験はかなり昔である自分には、何かに夢中になる人々をみると現状の自分を情けなく思う。けれどもパワーももらう気がする。学生時代の弱虫ペダルとか……

 

密告したのが本当にニーマンなのか、観終わった直後は確信が持てなかったがとある方のブログを拝見して英語の意味をそのままとるとニーマンで間違いないそう。

教師の厳しい指導やり通し、その末に主演者のポジションを手にしたニーマンがフレッチャーの指導について密告をしたら、ニーマン自身の努力も否定することになるのではと思ったが、やはりあのコンテストで、あの醜態を晒してしまったニーマンにはもはや自分自身のことはどうでもよかったのかもしれない。

 

このラスト、自分が客席の1人だったならばニーマンのことを忘れられないドラマーとして記憶するだろうと思う。そう思うからこそこの結末は、歴史に名を残すようなドラマーになることを成功と考えるニーマンにとって幸せな結末なのではと思った。この後どうなったかがわからない終わり方が個人的に好き。

 

普通のことを他人よりも少し上手にこなしただけでは多くの人々の記憶には残らない。やはり…とてつもなく上手にやるか、全く違う視点から見たり、同じことでも違う切り込み方できちんと自分の為してきたことを表現することがポイントとなるのは進みたい方向にも通ずるものがあるのかもしれない。

 

 

殆ど自分が想像する展開にならなかったことからやはり自分はまだまだ凡な人間だなあと感じた…。真剣に何かに打ち込んでいる人は認められるべきだと思うのは間違いないけれども…!